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気分転換をかねて子供達と秩父へ遊びに行く 
昨日は怒濤の打合せやら地震やらで,さらに夜を明かして図面を描いた.今日は子供二人を連れて3人で遊びに行くことになった.向かったのは秩父の高麗川で水浴びと虫取りだ.残念ながら子供達が目当てとするクワガタは昼間にいるわけもなく空振りに終わるが,のどやかに過ごすことができた.ここは携帯電話も「圏外」が表示されている.自宅から高速道路を使わなくても2時間以内で来ることができる.しかしちょっと穏やかでないやりとりが,電波のとぎれる直前に入ってきた.

川越でやっている改修工事で僕に対して「施主の要望を取り入れてくれない米村和夫はけしからん」という心外な連絡が事務所に入ったことだった.なぜそのような話になったかと言うと,僕は
(1)既存建物の図面が紛失しており基礎の設計や強度がどうなっているのかが全く把握できない.平面図すらない.
(2)工期が1ヶ月,設計期間も2週間!図面も出来てないのに週明け早々に着工するというとんでもない綱渡り的スケジュールである.
(3)工事予算の余裕がないという3つの条件から,厨房機器が並ぶ,厨房の床を15センチあげて,その床にガス管や水道管や配水管を施工しようと提案したのだが,店舗内と厨房に段差ができることに不快感を示す内容のメールが入ってきた.そこで予算アップは痛かったが,店舗の床も15センチアップして,店舗と厨房のバリアフリーにすることとした.しかしそうすると入り口の段差が現在12センチあるのが,15センチプラスされて27センチとなってしまうことを説明した.

あと前回の打合せで,本来は設計図が決まり工務店からの見積もりがでて細かな詰めを行って初めて工事契約を行うのが流れで今回はその期間が全くないので,予算がオーバーしたまま着工したら大変なトラブルを引き起こすことを伝え仕様などについて多少厳しい見解を伝えた.それらも含め逆鱗に触れたようで,「米村和夫はけしからん」となったようでコミュニケーション不足と言われればそれまでだが,相手側の言い分は「今まで4回もリフォームをしてきたのに床を上げるなんてことをせずに工事ができたし,工期が伸びることもなかった」とのこと,4回もリフォームをしていて(?)図面が一切ないというのも変な話だし,相当質の悪い業者が手掛けている事は明白で,さらに僕らの話をそのまま悪徳業者に伝えていて,「できる」だの「そんな事はない」など外野からの情報がクライアントに入っているようだ,本当は自分の建物の基礎の骨が勝手に壊されて配管されている事に怒らなければならないのに,悪徳業者が正義で,僕が「悪」になってしまったようだ.

設計者は「建築主の代理人で建築主の利益を守ることが使命である」これは私たちがいつも言っていること.その設計者が悪者だなんて...こんな思いをして仕事をするのは勘弁したいなあと,川で楽しく遊ぶ我が子達を見ながら思った.

秩父


建築家.米村和夫の建築 Site
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テーマ:建築・インテリア - ジャンル:学問・文化・芸術

【2005/07/24 Sun 02:04 】 | 日々のこと | comment(0) | trackback(0) |
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