FC2ブログ
2019/12 << 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17. 18. 19. 20. 21. 22. 23. 24. 25. 26. 27. 28. 29. 30. 31.>> 2020/02
責任を投げて,さらに投げ返す! 
某確認申請審査の民間機関に事前相談に
行って来ました.

予約をして行くのですが最初は気持よく
対応をして頂き,こちらからプロジェクト
の説明をします.

「場所は◯◯◯で...このような傾斜地
になっていまして....で所轄の役所に
行ったところこのような指導と基準の説明
を受けまして....殆どの人(設計者)
は民間に審査を出すから民間に出したらい
いいとの事で民間機関のリストを頂いたの
で来ました」

すると,「やはり,傾斜地ですか,,,,
予想はしてましたが,すごい斜面ですね」
「この石垣は.....」

「はい,もともとあった石積みの擁壁です」

「....安全の保証ができないですよね」

とどんどん,担当者トーンダウン.


解説しますと.

建築物を建てるにあたり建築基準法を守る事,
それは人命を守る事が目的でその審査が建築
確認申請です.

建築物を安全につくるためには敷地も安全で
なくてはならない.しかし斜面地の安全は”絶対”
というものはなく,さらにある基準を超えた
斜面はなおさらです.(一般?に30度を超える
斜面,2mを超える高低差の崖,擁壁,切り土盛
り土などが”基準ではない”と言われ...)
さらに昔の石垣、構造計算のされていない石垣,
擁壁なども安全の保証が出来ないとされています.
もし将来崖が崩れたりした場合に責任を負う可能
性がでてくるのです.

なので,審査側としては“出来る事なら審査したく
ない”わけで「役所は民間に投げ」「民間は役所に
投げ返す」そういう縮図があるのです.

最終的にどうなるのかと言うと,民間で受ける事
は殆どなく役所に出すことに,役所は”調査報告書”
の提出を求めされ,”安全である”と一筆書けと言
われるのですがね....

斜面地はこんな裏舞台があるのです.

函南_0291
▲敷地は素晴らしいロケーションですが....



[建築家.米村和夫建築アトリエ/風のアトリエ] 神奈川県 湘南建築家(1級建築士事務所 建築設計事務所)米村和夫建築アトリエ/風のアトリエ が藤沢市湘南の鵠沼海岸から建築情報、家づくり情報を発信!

[お問い合わせ] 建築相談,家づくり相談.随時行ってます

[プロジェクトYouTube]http://www.yonemura.jp/youtube.html

別荘建築専門WEB別荘建築×米村和夫 

↓ブログ村クリックよろしくお願いします
にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・住宅建築家へ
関連記事
スポンサーサイト



テーマ:建築デザイン - ジャンル:学問・文化・芸術

【2013/04/20 Sat 20:49 】 | 日々のこと | comment(0) | trackback(0) |
<<連休も図面を描いてる自分が予想出来ます(涙) | ホーム | 出来る事なら2週間くらいこもりたいのですが...>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
→http://yonemurakazuo.blog19.fc2.com/tb.php/2226-cdb09dd9
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| HOME |
ブログランキング・にほんブログ村へ