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表現力と中身の両立を目指して 
(あの)高島君に「飯塚君の名前が飯島君になっています!」と指摘を受けました.その後も何人かに指摘を受けました.反省.
知らない間に,僕のブログの存在がクラスに浸透してきているようです.
これから,作品の修正に入るのですが,やはり...僕の引っかかるのは,課題が「高齢者施設」ということです."コンセプトの詰めがない見た目が良い作品程突っ込みやすいものはありません”表現力と中身の両立を目指して行きたいと思います.(特に早川君)




(写真)関根君の作品

kubota.jpg

(写真)久保田君の作品

hirata.jpg

(写真)平井君の作品

hayakawa-.jpg

(写真)早川君の作品

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テーマ:建築デザイン - ジャンル:学問・文化・芸術

【2008/06/26 Thu 23:50 】 | 学校でのこと | comment(0) | trackback(0) |
何故開口一番「見積りは?」となってしまうのだろうか? 
最近,つくづく思う意識,見解のギャップのお話.

家をつくる時,資金計画は大切だし,基本中の基本です.
それは,十分に解っての話ですが.

凄~く,根本的に“違うのでは”?と思う場に居合わせた事があります.クライアントと初顔合わせをしていろいろな会話をしつつ「その他に検討されてるメーカー住宅さんなどあるのですか?」と聞くと「工務店に見積りを1社出してます」

そうなんです.工務店にプランをお願いしているのでなく「見積り」を依頼しているのです!

設計者である私の素朴な疑問は「プラン(=設計図)」あっての「見積り」であり,何故にプランの前に見積りなんだろうか?!なら設計する意味がないのではないか!?と...とても不思議に思う現象です.

私にも同様の質問が来ます.「見積りはないのですか?」

あらためて...言います..「プラン」ができて「設計図」ができて「構造」や「細かな仕様」が網羅されて初めて「見積り」が可能なのです.設計図なき見積りは“想定値”でしかなく正式なものではありません.

日本の住宅業界は,大事な大事なプロセスが全て飛ばされて,いきなり「見積り」になってしまう業界なのです.「金額が安い方が勝利する」これは役所主導の入札制度もそうです.1円でも安い方が勝ちという思想です.100円のカップヌードルまがいのラーメンは,1000円の手間暇かけたこだわりのラーメンより良い!正義!という思想.またライバルが1円安く999円だったら,味もサービスも関係なく999円の方が良い!のです.はたしてそれでいいのだろうか?と思います.

ちなみに,設計者に「見積りはいくらですか?」と聞くのは間違っています.「見積り予想」はできますが,見積るのは工務店です.今までの経験からですと数社同じ条件で見積もって2500万円相当の住宅で金額の差は500万以上あります.3000万の住宅で差が1000万円以上の差額があった事もあります.

設計図がないのに「見積り」という架空の価値観だけで,選択肢を変えてしまうやり方,可能性を閉ざしてしまうよりも,自分のこだわりを“どうやって実現させるか””少しでも満足するために”執念を燃やす方がいいと思うのですが....

設計していないのに見積る,または平面図だけで見積もることは架空&空想の話でしかありません.そんなことを是非知ってもらいたいと思って.....


瑞穂1090037

(写真)mi-T-house project

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【2008/06/23 Mon 23:41 】 | 日々のこと | comment(2) | trackback(0) |
改正基準法の落とし穴の話 
こんなエピソード

今の確認申請業務は,仮受付をして審査が始まります.今までは,最初に申請料を払い審査業務がスタートしていました.

現在は“仮の”審査がほぼ終了した時点で「本申請」となり申請料を支払います.“仮の”と言いますが,立派な真剣な審査であり規模によっては膨大な作業と時間がかかります.木造3階建てレベルで言えば1ヶ月以上!

前々より「これでいいのだろうか?」と思っていました.余計な事を心配していたら知人の事務所が,いざ本申請をしようとした所,建築主の事情により工事をしないことになったのです!
仮申請は審査する人たちの作業が報われず報酬ゼロで申請を取り下げることになりました.これも改正建築基準法の落とし穴の一つです.


▼改正建基法1年(1)/混乱は今なお収まらず、約8割が「業務に大きな影響」

昨年6月20日の改正建築基準法施行から1年たった今なお、現場の混乱は収まらず
――。建築実務者を対象に、日経アーキテクチュア、日経ホームビルダー、ケンプ
ラッツの3者が実施したアンケートで、このような実態が改めて明らかになった。



(写真)mi-t-house project

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【2008/06/21 Sat 00:29 】 | 日々のこと | comment(0) | trackback(0) |
課題の提出 
今日は,課題の提出日でした.
みんなそれなりの力作で安心しました.プレゼンテーション能力は昨年と比較しても“いいかもしれない”と思いつつ,コンセプト力にはまだまだ“発展途上”です.皆パソコンワークに走りすぎている傾向が強いです.センスの良い者はそこそこにかっこ良く!体裁よくまとめることができます.しかしセンスのない者との格差は開くばかり.パソコンと言う道具が一般化されて表現力は無限の可能性を秘めています.しかし大事な事は見た目がいいから良い作品,良い建築である事とは全く違います.審査する側も“めきき”が大切です.一番大切な事,設計者は社会に対して役に立てれるか?何を提案することができるか?新しい概念や空間を提案できるか?を忘れているのではないかと....心配しています.

以下,目に止まった秀作5点(目にとまっただけで優秀作品と言う意味ではありません)

飯島君

(写真)飯塚君(ごめん)の作品
小田君

(写真)小田君の作品
デクネ君

(写真)出久根君の作品
鈴木君04879

(写真)鈴木君の作品
かごり君

(写真)籠利君の作品

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【2008/06/19 Thu 00:17 】 | 学校でのこと | comment(0) | trackback(0) |
何事にも動じない精神力が欲しい...ta君から学ぶこと 
学校ではいよいよ提出日が3日後にせまっています.
皆緊迫感?が漂いますが,何故か漂わない学生もいます.(特にTa君!).この何事にも動じない精神力こと僕が学生から見習いたい「技」でありますが....


プランD--

(写真)a-m-house project

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【2008/06/16 Mon 01:25 】 | 学校でのこと | comment(0) | trackback(0) |
まずいラーメン屋は、今日も明日もまずいラーメンをつくり続ける法則 
まずいラーメン屋はまずいラーメンをつくり続けます.

うまいラーメンを作れば,もっと店も繁盛するし,みんなが幸せになれるのに....
でも,かたくなにまずいラーメンをつくり続けます.

「どうしたらもっと良くなるのだろうか」そんな事を思うのが人間の本能ではないかと思いますし,少なくとも僕はそんな事を思い設計をしています.

まずいラーメン屋さんは,今の味(=まずい味,または現状)で満足しているのです.美味しいラーメンをつくろうという価値観を持っていません.僕たちの設計の世界で言うならば,イマイチのデザインの人が突然“すばらしい”デザインの設計をすることはないことです.これはデザインであっても技術的な事であれ,機能的な事であれ同様です.

そんな会話が最近やたらと多いです.
メーカー住宅と建築家の建てる家を比較する人と出会う事が多くなりました.“めきき”さえ出来ればどっちが「良い」のか「得なのか」は解るのですが....でも見積もりやイメージや営業スタイル優先でメーカー住宅を選んでしまう人は後を絶たないです.メーカー住宅や安売り指向の建て売りメーカーはまずい住宅をつくり続けます.決して美味くなることはありません.



(写真)k-m house project

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【2008/06/06 Fri 02:00 】 | 日々のこと | comment(0) | trackback(0) |
ビールを飲まないバーベキューはあり得るのか 
提出日がせまり学校では(さすがに!)みんな黙々と作業をするようになってきましたが,来週の千葉県の千倉での研修の話で盛り上がっています.
バーベキューを企画しているのですが,学校の研修施設なのでもちろん禁酒です.「ビールを飲まないバーベキューなんて...」そんな話です.

080605_151226.jpg

(写真)雨で湿度の高い教室ですが....佐久間君に鈴木君はいつも一緒に



(写真)映画館でバイトをしている高島君は.....まだまだエスキース中


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【2008/06/05 Thu 23:06 】 | 学校でのこと | comment(0) | trackback(0) |
最近のニュースから 
最近仕事をしていてどうしても“よく解らない”ことがあります.はたしてこの建築業界は景気がいいんだろうか?悪いんだろうか?ということです.学校にくる求人件数などは(結構)悪くはありませんし,でもニュースでは数値として“悪く”なっています.


▼4月の建設業の就業者数は前年同月比で49万人の減少、求人は同33.2%低下
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20080602/522069/
 総務省が5月30日に公表した「労働力調査2008年4月分結果」の速報によると、建設業
の雇用者数は424万人で、前年同月比で45万人減少した。就業者数も528万人と同49万人
の大幅な減少で、双方とも産業別の減少数としては最も多い。

▼建設業の「精神障害」が74%も増加、過労死なども急増
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20080527/521281/
 厚生労働省が5月23日に発表した2007年度の「脳血管疾患および虚血性心疾患等の労
災補償状況」によれば、過労死などへの労災保険の支給決定件数は392件。前年度に比
べて約10%増えた。中でも建設業は前年度比35%増の50件と急増している。

▼1~3月の倒産件数は前年同期比6割増、全建「最悪」の128件
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20080602/522047/


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(写真)スタディ中のchi-ka-house project

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【2008/06/04 Wed 09:50 】 | 日々のこと | comment(0) | trackback(0) |
学生へ...見てるの!? このblog 
クラスの学生の何人かはこのブログの存在を意識しはじめたようで....(遅い!)学生へのメッセージを書きます.(担当している講師の名前くらい検索したりすると思うのですが.....(やっと?)もう少し秘密にしながらどのくらいの反応があるのか実験しようかと思っていますが)

克服しないといけない“2つの壁”

1つは,自己管理能力です.提出までのスケジュールが組み立てられない学生が多いことに少々嘆いています.たぶんいつまでもエスキースをするようで心配です.学生感覚で”1日あれば”なんとかなるという意識もあるのでしょうが,“やっつけ”で描いた稚拙な図面ほど幻滅するものはありません.「ただ(とりあえず)提出する」のが目的ではありません.いい作品,魅力的な作品をつくるのが目的です.より魅力的にするにはプレゼンテーションにも時間をかけないといけません.
この学年は昨年度の提出で多くの学生が間に合わなくなり大きな問題になったはずで,過去の経験を繰り返さないで欲しい....と心より願って....

2つ目は,自己表現能力です.「図面は作品であり自己表現ツール」です.今まで習ってきた概念では,平面図,断面図,立面図,主旨..などをスペースに貼付ければよかったのでしょうが,この概念からも抜け出さないといけません.まず「自分の一番言いたい事はなにか(いわゆるコンセプト)」を明確にし,「そのためにはどう表現するか?」をイメージしないといけません.図面表現の能力は試行錯誤してできていくもの.時間が必要です.図面は自分自身の分身です.やっつけ仕事で,ミスだらけの図面で他人に見せる意識があるのであれば設計者として失格です.

是非このようなことを意識して残りの約2週間をまとめてください.

080602_110128.jpg


080602_110051+++.jpg

(写真)教室で(出久根君)

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【2008/06/02 Mon 22:09 】 | 学校でのこと | comment(0) | trackback(0) |
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