ブログランキング・にほんブログ村へ 建築家のひとりごと 20080509
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“二ひねり半”シリーズ  茶室1 
課題を考えるときに,「“二ひねり半”すること」という話をしました.

誰でも,考える事はしますが(当然ですが..)「どこまで考えたらいいのだろうか?」
という学生からの質問に対してです.

どこまで深く考えられるか?これはある意味でその人の能力でもあり,テクニックでもあり集中力や独創性にもより,本人曰く「凄く考えました」と言っても指導側からみると「全然考えてないじゃない」という会話は日常茶判事なのですが....そのレベルはともかくとして,

「徹底的に考えて考えて考え抜きましたー!」と言うレベルは,"一ひねり”考えたレベルであり人並みの努力と言えます.

「さらに,一度壊して,考えて考えて考え直してきましたー!」と言うレベルは,"二ひねり”考えたレベルで視点やアイデアによっては結構いい案(秀作)レベルになるのだそうです.しかし創作者はここで満足してはいけないのだそうで,そこからさらに考えれる(=展開する)かが大事なことでありその姿勢が大切である.と恩師から学びました.コンペで入選するか落選するかのラインは最後の「半」にあるとの事です.

自分自身にも言い聞かせていますが,学生にも伝えたい創作の姿勢です.

では,ある学生との会話

学:「先生,巣鴨は高齢者が多くいます.そこに茶室を考えたいと思います」
私:「なんで茶室が必要なの?」
学:「巣鴨は休憩する場所が少ないですし,そこで会話を楽しんだり,仲間をつくったりする場もいると思います」
私:「そうとして,どういうテーマで茶室をつくるの?」
学:「.......」
私:「茶室と言えば,国宝級の茶室もあれば,創作的な空間の茶室もあるけど,大事なのは,コンセプトではないの?ただ(巣鴨の地蔵道りに)茶室をつくった所で誰も利用しないと思うけど」
学:「.......」
私:「ただ休憩したりお茶飲むんだったら,普通に集会所や公民館をつくった方がいいんじゃないの?」
FIN(お.わ.り)

課題が出て1ヶ月.僕もかなり頭を抱えています.



(写真)Dog cafe 計画

建築家.米村和夫の建築 Site

テーマ:建築デザイン - ジャンル:学問・文化・芸術

【2008/05/09 Fri 03:25 】 | 学校でのこと | comment(0) | trackback(0) |
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