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大事な食事をする時に,ファミリーレストランで食事をしますか? 
「大事な食事をする時に,ファミリーレストランで食事をしますか?」

このフレーズは先日,紹介された住宅メーカーマニアの「見積書ありますか」というお客さんへのプレゼンシートに私が書いたフレーズです.

軽く食事をするならファミリーレストランでいいと思いますが,ここ一番は違うのではないでしょうか?決して最高級のホテルのレストランでなくてもいいですし,高級料亭でなくてもいいですが,一味違うこだわりの味とひと時を楽しみたいものです.

家づくりも同じで,何も横並びの規格住宅を選ぶ事はないように思いますし,結果的に高い買い物をしているのですから....



(写真)k-m house project

建築家.米村和夫の建築 Site
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テーマ:建築デザイン - ジャンル:学問・文化・芸術

【2008/05/30 Fri 22:58 】 | 日々のこと | comment(1) | trackback(0) |
「見積書はあるんですか?」 
仕事をしていますといろいろな出来事に遭遇します.

先日,ある人の紹介で家づくりを検討中のお客さんの家に行きました.プランを提出しに行ったのですが,開口一番「見積書はあるんですか?」との話.思わず(心の中で)「えっ!?(何なのこの人)」よく考えたらこのお客さんは,メーカー住宅を見て回っているある意味住宅見学マニアであり,いろんなメーカーにプランやら見積書を出さしているようです.
私がつくったプランやデザインや提案には全く興味がないようです.喜んでもらえると思って腕によりをかけて作成したのですが気持ちが.....完全な空振りに終わったようでした.(残念!)

メーカー住宅は,別名プレファブ住宅とも規格化住宅とも言いますが,特殊な事はしないので「プランをつくる=金額の確定(=見積書の提出)」なのです.違う視点で言えば利益活動である以上金額の取り決めは大事なことなのですが.でも....それ以外の方法もあるのです!

僕たちの世界では,「見積書は,設計図ができて初めて見積もりができるもの.設計図は何十枚も描くもの.」なので最初に見積書を出すという習慣はありません.金額が合わなければ第2,第3の工務店を選択する自由もあります.

同じ家をつくるにしても,「大きな価値観の差」があることに痛感.
家は,商品であり買い物という概念!

この価値観の打破こそ、何とかしないといけません.




(写真)k-m house project

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【2008/05/28 Wed 22:22 】 | 日々のこと | comment(0) | trackback(0) |
発表会を聞きながら思う事 
T君の発表を聞きながらメモをしつつ...

文庫本のみの図書館を提案しています.しかも“しゃべれる図書館”である.

そこで,文庫本のみに限定する必要性があるのだろうか?と思った.文庫本に限定しなくてもジャンルを限定した方が利用者と空間の個性が出せれるのに....(残念!)

しゃべれる図書館は,最近いくつかあり特に目新しい提案ではない.しかし仕切りがない空間で,静かに読みたい人としゃべりたい人が共存するのは無理である....(残念!)

展開力に期待しつつ,まだまだだなあと....

ネタ1

(写真)m-office&house project

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【2008/05/23 Fri 17:11 】 | 学校でのこと | comment(0) | trackback(0) |
発表会を聞きながら思う事 
今日は学校で課題の中間発表会がありました.
全員の話を聞いてコメントするのは,結構な精神的な負担です.学生によって質問や意見も使い分けないといけない...そんな気を使いながらの一日.終わるとぐったりです.

設計の中間発表ですが,主なポイントは,
「どうテーマ設定したか?」
「敷地をどこを選定したのか(理由)」
「自分がやりたいことは何か?それをうまく伝えれれたか?」

ではないかと思います.それをクリアできた学生は残念ながらいない....

ネタ2

(写真)m-office&house project

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【2008/05/22 Thu 23:46 】 | 学校でのこと | comment(0) | trackback(0) |
改正建築基準法に残る問題アンケート 
改正建築基準法に残る問題は何か?アンケート募集
by ケンプラッツ(5月22日正午まで)
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20080514/519966/


ケンプラッツのアンケートに答えていたのですが,答えているうちに怒りを覚えてくるのは僕だけではないはずです.「建築基準法の改正で業務に影響がありましたか?」なんて「影響がない」って答える人はいるのだろうか?もしいるとしたら仕事をしてない人です...そんな人がアンケートに答えたところで意味がないし....

全く困った質問であり,困った状況です.

いくつかの質問と私の回答を公開します


《質問》建築確認制度についてうかがいます。施行から1年近くが経った現在でも、特定行政庁や確認検査機関による法令の運用や解釈に、ばらつきを感じることがありますか。
《回答》もちろん「ある」

《質問》上記の質問5で「ある」と回答した方は、法令の運用や解釈にどのようなばらつきがあるかを、具体的にお書きください。(自由記述)
《回答》単純に役人や民間機関が自己防衛のために”時間をかけた”事をアピールするようになりその時間引き延ばしのスタンス,テクニックが違います.何故基準法を改正したのか?その趣旨が伝わってこない役所や機関での「空気」に対して腹立たしく感じています. 運用も解釈も相変わらず違っていて困ります.

《質問》国土交通省が打ち出した建築確認の円滑化策に対するご意見や、あなたが考える改正建築基準法の改善策などがあれば、できるだけ具体的にお書きください。(自由記述)
《回答》小手先で法律をいじったところで抜本的に変わる事などないと思います.所詮小手先の変化でしかない.長期的視点で言うならば,1級建築士の試験内容および受験資格,モラル感覚と責任意識を論ずるべきではないでしょうか?

《質問》今後施行される一連の制度改正について、どのような影響を受けると思うか、また、現在困っていることや今後懸念することなどがあれば、できるだけ具体的にお書きください。(自由記述)
《回答》まだ良くわかりませんが,混乱が起きる事は間違いないと思います.今回の大混乱はひとえに役人の現場感覚のなさ,実務能力のなさ,無知からくるものであり,その問題点(役人のレベルと意識)が解決されない限り根本的な解決はないと思います.





(写真)KK-house project

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【2008/05/21 Wed 16:01 】 | 日々のこと | comment(1) | trackback(0) |
設計者にとって必要な能力 パート2 
設計者にとって必要な能力がさらにありました.

担任の先生が授業の最後に締めのお言葉,
「中間提出まであと3日.寝ないでやれば出来るから頑張れ!設計者にとって必要な能力は何か?」

学生「睡眠を必要としない体質です」




(写真)教室で(頑張れ,富澤,関根君)

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【2008/05/20 Tue 10:22 】 | 学校でのこと | comment(2) | trackback(0) |
設計者にとって必要な能力は何か? 
設計者にとって必要な能力は何か?

とても難しくでも基本的な話です.最近学校で私自身も他の講師の先生からも良く聞く話は「提出日に提出しないし,その事の重要さが理解できない」事です.

設計者だけの話でなく,仕事であるならば提出を守るのは基本中の基本なのですが,仕事ではなく学生である彼らにとって提出の重さは限りなく軽いようで....とても残念な傾向です.

そんな事で,今やっている課題の中間提出を木曜日に設定しています.本来は必要のない提出だと思いつつも,一度ここで「仕切り」を入れないと際限なく考えてしまいそうです.
でも教室からは「テーマが決まらない」「敷地を変えようと思っている」「どうしたらいいかわからない」「何を提出したらいいのかわからない」...いろいろなつぶやきが聞こえてきます.「自分で考える事」の難しさに学生は直面しています.

「設計者にとって必要な能力は」
僕は,提出日に自己ベストの作品を提出できるように自分をコントロールする能力ではないでしょうか? と思います.

080519_144903 学校

(写真)学校の教室で

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【2008/05/19 Mon 10:04 】 | 学校でのこと | comment(0) | trackback(0) |
「二ひねり半シリーズ 茶室」 
私:「たぶん,巣鴨の雑踏の中でただ茶室を計画しても,計画に限界があると思うので,何か別の施設と茶室という組み合わせを考えてお互いの相乗効果を考えてみたらどう?」
学:「例えば何ですか?」
私:「それを考えるのが授業じゃないの?僕が答えていたら意味ないじゃないの?」
私:「例えば...レストランや映画館や図書館などとの組合せ,またはゲームセンターなんかの組合せも面白いんじゃない?」
学:「なるほど...」
私:「実際に出来るとかあり得ないではなくて,発想のきっかけが大事なのでまず思いつく事を書き出していったら?」

そこで別の学生登場
別学:「茶室だけで考えたらダメなんですか?」
私:「別にダメじゃないけど,まず課題としてどう展開できるかが大事であり,ただ茶室をつくっても意味はないし,人が魅力を感じて集まってくるとは思えないよ.どういうコンセプトの茶室をつくるかではなないの?あと図面として,課題としてそのテーマや魅力を紙の上に表現できるかも大事」

そこでいくつかのやり取り(会話)が行われるのですが,ポイントは学生が僕がいう「二ひねり半」の思考の事を「=奇抜な発想」と短絡的に思い込んでいることに問題があります.奇抜さを狙っているのではなく,考えて考えてさらに仕上げにひねる事が大事なのであって,練って練って練りまくる事であり奇抜さとは意味が違います.が....学生には僕の言う創造的な事とは奇抜な事と解釈されているようです.

やはり,悩みます.



(写真)Dog cafe 2nd

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【2008/05/12 Mon 23:01 】 | 学校でのこと | comment(0) | trackback(0) |
“二ひねり半”シリーズ  茶室1 
課題を考えるときに,「“二ひねり半”すること」という話をしました.

誰でも,考える事はしますが(当然ですが..)「どこまで考えたらいいのだろうか?」
という学生からの質問に対してです.

どこまで深く考えられるか?これはある意味でその人の能力でもあり,テクニックでもあり集中力や独創性にもより,本人曰く「凄く考えました」と言っても指導側からみると「全然考えてないじゃない」という会話は日常茶判事なのですが....そのレベルはともかくとして,

「徹底的に考えて考えて考え抜きましたー!」と言うレベルは,"一ひねり”考えたレベルであり人並みの努力と言えます.

「さらに,一度壊して,考えて考えて考え直してきましたー!」と言うレベルは,"二ひねり”考えたレベルで視点やアイデアによっては結構いい案(秀作)レベルになるのだそうです.しかし創作者はここで満足してはいけないのだそうで,そこからさらに考えれる(=展開する)かが大事なことでありその姿勢が大切である.と恩師から学びました.コンペで入選するか落選するかのラインは最後の「半」にあるとの事です.

自分自身にも言い聞かせていますが,学生にも伝えたい創作の姿勢です.

では,ある学生との会話

学:「先生,巣鴨は高齢者が多くいます.そこに茶室を考えたいと思います」
私:「なんで茶室が必要なの?」
学:「巣鴨は休憩する場所が少ないですし,そこで会話を楽しんだり,仲間をつくったりする場もいると思います」
私:「そうとして,どういうテーマで茶室をつくるの?」
学:「.......」
私:「茶室と言えば,国宝級の茶室もあれば,創作的な空間の茶室もあるけど,大事なのは,コンセプトではないの?ただ(巣鴨の地蔵道りに)茶室をつくった所で誰も利用しないと思うけど」
学:「.......」
私:「ただ休憩したりお茶飲むんだったら,普通に集会所や公民館をつくった方がいいんじゃないの?」
FIN(お.わ.り)

課題が出て1ヶ月.僕もかなり頭を抱えています.



(写真)Dog cafe 計画

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【2008/05/09 Fri 03:25 】 | 学校でのこと | comment(0) | trackback(0) |
「自分で考える」...単純なことでも難しいこと 
今日も学校で課題の指導をしています.

「自分で考える」...このとても単純なこと,しかしとても難しいことに今,学生は取り組んでいます.“与えられた事のみをやる”思考スタイルに慣れきっている学生にとって,共通の課題(「高齢者施設」)こそ与えられるものの,敷地を自分で選ぶこと,そしてテーマ設定とコンセプトを自分で導き出すことは至難の業なのです.今年は特に難産のようで指導する側も戸惑っています.

では,とても難しいことをやっているのか?というとそうではありません.もう何年も前からこのスタイルでやっています.指導スタイルも変えていません.

と言う事は,「原因」をこの時期に解決して行かないととても困った事に.....



(写真)教室で

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【2008/05/08 Thu 23:07 】 | 学校でのこと | comment(0) | trackback(0) |
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