ブログランキング・にほんブログ村へ 建築家のひとりごと 20070822
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はたして,建築基準法の改正,誰のための改正? 
お盆休みも空けて,現場も本格的に再開しています.

今,”建築業界で話題”といえば,建築基準法の改正があったこと.ほんの一部の姉葉に代表される人間による偽装事件に始まった法改正です.「建築物の安全性を確保するための改正」が大義であったのに,実際この改正はたぶんほとんどの関係者が,矛盾を感じ,理不尽さを確信しているのです.確認申請を実際に行っている立場の人すら「おかしい」と発言していると聞きます.

実際に,僕が検査員から直接聞いた話しを紹介します.例えば梁の寸法を120×180という形状で申請し,現場で「もっと構造上強くしよう」という判断で「120×210(=ワンランク梁を大きくした)」とした場合,これは「確認申請通りではない=審査上は不適格」と見なされ審査は不合格となってしまうのだそうです.(構造上強くしたのにです!!)

また,もう少し規模が大きい建築物になった場合,壁や天井に施工するクロスの大臣認定の写しを添付しないといけません.しかし他社のクロスを選び施工してしまった場合も同じ審査結果になってしまうというのです.(建築主も現場で選ぶ事が出来ないのです!!)

一説には,今後、耐震強度不足事件と類似の事件が起きた際,建築主事や指定確認検査機関,ひいては国交省に責任の火の粉が飛ばないようにするための法律改正という噂もあります.また今回の法改正で「偽装事件や悪質な建築がなくなるとは思えない」とアンケートで答えた建築家が約半数との事!

はたして,この改正,誰のための何のための改正だったのでしょうか?



(写真)大泉学園の家の現場にて,アルミサッシを取付ける棟梁


「渡辺篤史の建もの探訪(tv ashahi)」関東では8月12日放映されました.関東以外ではこれからです.ウィキペディア(Wikipedia)で全国の放送日時が解ります.
BS朝日ではこれからです
         8月20日(月)19:00〜19:25
         8月26日(日)12:30〜12:55

「プレジデントFamily」2007年10月号発売中!..「佐倉市の家」掲載されています.

「和光市谷中(やなか)の家の現場写真」
「計画案の紹介(2000~2007)」

建築家.米村和夫の建築Site

テーマ:建築デザイン - ジャンル:学問・文化・芸術

【2007/08/22 Wed 19:23 】 | 日々のこと | comment(0) | trackback(0) |
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