ブログランキング・にほんブログ村へ 建築家のひとりごと 20070516
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型枠がはずれました. 
 朝一番で,和光市K邸の現場に行ってきました(写真).
 K邸のある区画のうち,2棟(ヘーベル+一条)が本日上棟するようで,クレーン車が陣取り,トラックが順番待ちでならびかなり賑やかな状況です.

 K邸はコンクリート打設が終わり型枠が昨日の夕方に外れました.その出来具合が心配で確認に来ました.打っ放し仕上げは,ジャンカ(仕上げ面に大きな気泡が出ること)もなくきれいに仕上がり満足です.コンクリート打っ放し仕上げと言えば,僕たち設計者はこだわる仕上げ方法ですが,一般的には「冷たい」とか「人間味がない」なんて言う声も良くききます.その「温度差」はなかなか縮まらないのでしょうが,ある建築家が言っていました.「きれいな打っ放し仕上げは,大理石以上の価値がある」コンクリートの上に,タイルやモルタルを塗ってしまう事は良くあることです.「下地が多少悪くてもお化粧をしてしまえばきれいに見える事に勝負するのではなく下地の良さで建築表現を勝負したい」別の言い方をすると「厚化粧よりも素肌美人の方がいい」とは良く会話されるたとえです.
 「お化粧ではなく,本質に関わりたい」それが設計者に流れている気持ち,こだわりなのでしょうか?

 きれいに,正確に,コンクリートを打つ事は,簡単のように見えますが,大変難しい技術なのです.「コンクリート打っ放しは出来ません」と断言する工務店も少なくありません.昔,僕が勤めていたゼネコンの設計部では,上司がコンクリート打っ放し仕上げと図面に記した所,社内で問題になり,タイル貼りに変更させられたことがありました.




(写真)和光市谷中(やなか)の家の現場.型枠が外れました.背後の2棟が上棟中です.
建築家.米村和夫の建築 Site

テーマ:建築デザイン - ジャンル:学問・文化・芸術

【2007/05/16 Wed 10:04 】 | 日々のこと | comment(0) | trackback(1) |
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