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エーデルジャパン株式会社主催 で,「外ブラインドで行う効果的な遮熱対策について」
という内容の講演会を東京駅前の丸ビルに聞きに行ってきました. ブラインドを,室内ではなく室外につけると,数値的には倍以上の射熱効果があるとのこと.これは外断熱と同じことでもある.窓を通して入ってきた太陽熱は80%以上が熱量を室内にいれてしまう.そこにブラインドを付けてもほとんどが室外に跳ね返せないので,室内が「熱く」なってしまう.しかし外にブラインドを付けたら,多くの日射を遮ることができるので,極めて効果が高いのだそうだ.しかし台風の多い日本で外に雨戸ではなくブラインドをするという習慣がつくのかどうかは,まだ未知数であるが,是非取り組んでみたいと思う. ![]() (写真)外断熱ブラインドの施工例 エーデルジャパン 建築家.米村和夫の建築 Site |
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和光市のK邸のコストと設計の調整をしています.工務店3社からの見積もりをもとに比較検討したり,中止する場所をリストアップしたり,変更したりと大手術を行いました.一度まとまった図面が一気にバラバラになっていきます.赤ペンで変更可所をチェックしていきます.すでに真っ赤な状態に....
今回,3社とも極めて近い金額がでてきました.これも珍しい傾向です.工務店が消去法で決めれません.このような時は悩みます.決断が必要になります.僕も技術者の端くれとして,「金額が安い=良い」ことではないことは十分わかっています.同じく見積書をまとめるのに膨大な手間ヒマが掛かっていることもわかります.でも1社に絞らないといけません. 各工事ごとの金額もかなりの開きがあります.例えば,A社は,木工事が850万円に対しB社は950万.この差,100万円! また, 防水工事で A社は100万円,B社は50万円,塗装工事はA社が110万円,B社は60万円,これらの諸工事をトータルで計算すると木工事の差額は埋まっていきます. かつて建築主から,「各工事の一番安い金額のみをピックアップして計算すると自分の目標とする金額になるから,そのように交渉して欲しい.」と頼まれた事がありました.理論上は可能な話ですが,そううまく行かないのも建築の奥の深さでもあります.各工務店にはチームとなっている協力業者の「輪」があります.その「輪」なのか「和」があってこその工事であることも地域密着型経営の絆でもあります. 「金額は”部分と全体”を同時に観ながら詰めて行かないとまとまる話もまとまらなくなる」とかつて上司に言われたことがありますが,何回設計をやっても,工事契約にいたるまでの道程は,乱気流の中を運転するパイロットのような気分です. ![]() (写真)先週末提出したコンペ案 建築家.米村和夫の建築 Site |
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日曜日に埼玉県の桶川に行ってきました.新しく始まる住宅の敷地をみるためです.
クライアントから送られてきたGoogle-mapを参考にカーナビに目的地を入力.計画地は現在農地となっているために住居表示がないので,Google-mapの「矢印マーク」のみを参考にしました. 現地につくと,とてものどやかな環境.僕たちを感動させたのは,至近距離に農場があることでした.敷地にも臭いが漂ってきます.「牛が近くにいるなんていいなあ」なんて思いながら周囲を散策. 待ち合わせ時間を過ぎてもクライアントが現れないので,携帯電話に連絡すると,どうも到着した場所が違っていたらしいことが判明,改めて目標となる場所を教えていただき無事に到着.わずかの距離ではありましたが,本当の敷地のは”牛の香り”はしませんでしたが,ホノボノとする環境です.気持ちが和みます.都会的な環境での設計よりは僕はカントリー派だと思う. ![]() (写真)牛 建築家.米村和夫の建築 Site |
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結局徹夜をしてコンペ案をまとめる事になってしまった.深夜にバタバタとしながら模型写真を撮影する.あっと言う間に,朝まで生テレビも終わり,サタズバッ!(みのもんた)も終わってしまった.これも設計事務所業の宿命である.
最近のブログのネタが,提出期限に間に合う.間に合わない.と言う内容になっている.今日,私たちは午前10時が指定だったので10時に提出しに行った.私たちの次に指名されている建築家がインフルエンザで休みだとか・・・・.ではその建築家は不戦敗か?と思いきや3月10日に延期だとか...インフルエンザだとしても約2週間も時間があるではないか?!これだけ時間があれば何だってできるじゃないか?なんかとても複雑な気持ちなのです. ![]() (写真)今日提出したコンペの模型写真 建築家.米村和夫の建築 Site |
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建築家,黒川紀章が都知事選に立候補するようだ,今,(違う意味で)最もホットな建築家だ.石原慎太郎曰く「建築家が知事になったら危ないではないか」確かに危ないのかもしれない.
氏に対しては,いろいろな意見がある.自己顕示欲の強さから,「オレオレ建築家」などとも言われている.石原慎太郎知事が安藤忠雄と親しくなりオリンピックの構想や第2東京タワー構想が安藤忠雄ペースで進む事への嫉妬があっての行動ではないかと思ったりもするが,でも,僕にとっては,同じ愛知県出身の小さいころからのあこがれの建築家であった.小さいときから,氏の存在は愛知県では有名だった.その存在感を知っていたからこそ僕も建築の道に入ったことは確かである.そのような存在感のある建築家はそんなにいない. 僕が,22歳の時,セントラル硝子国際設計競技で最優秀賞をとった時の審査員も氏だった.ちょうど氏のドキュメントのテレビ番組があり,コンペの審査の風景が取材されて放映された.世界中から集まった400点を超えるコンペ案の中から,僕の作品を選び,最優秀作品として推薦するシーンが流れ,感動しながらテレビを観たものだった.僕にとっては運命の師でもあるのだ. 建築家が,世間の注目を浴びる.そんなことが出来るのは,安藤忠雄に黒川紀章くらいしかいないのではないか?建築家の立場が世間に認知され,あがるのであればそれはそれでも良いのではないか?と思う. ![]() 黒川紀章展URL 建築家.米村和夫の建築 Site |
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最近,事務所ではたて続けにコンペ(プロポーザル)に呼ばれてんてこ舞いの状態である.
そんな流れと同時に事務所にやってきたのが,オープンデスクの石山君である.工学院大学の3年生ながら,お父さんも建築家とのこと,サラブレットだ. 模型製作をお願いしてもらっているが,コンペは時の運もあるし,住宅の場合は,コンセプト云々より相手との相性の方が重視されることも多々ある.かなり体力的にも精神的にもきついのであるが,コンペと言われれば向かってしまうのが建築家の性なのである. ちなみに,工学院大学では,設計製図の提出に間に合わない学生はいるのか?との質問に「若干名いる」との話だった.パーセントで言うならば,限りなく一桁だ.そして,提出が遅れた場合どうなるかとの質問には,「留年はないが,点数が半分になる」とのこと.最近は“留年”という自己責任の取り方はなくなっているのかもしれない.しかし若干名であるとの話にまた気持ちが暗くなった.(昨日のブログ参照). ![]() (写真)工学院大学の石山君 建築家.米村和夫の建築 Site |
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今日は,学校の課題の提出日であり,期待している学生はどこまで仕上げて来ているだろうか?,全員無事に提出してくれるだろうか?そんな期待と不安が混じりながら出講.僕も緊張感がある.
午前中は,8人しか提出に来なかった.午後も出足が鈍り続けてしまい,多くの学生が未提出と言う悲惨な結果になってしまった.僕の講師歴のなかでも最悪の数字であった.絶句である.中には「提出できませんでした〜!」「もう少しだったのに」「データを家に置いて来てしまった」なんて言う言葉もあり,危機感も悲壮感もない者も一杯いた.大学なら,「即留年決定」なのだが... 一概に学生が悪いと言ってはいけないのだろうが,(=同時に私の指導力も問われる事なので)しかし,18歳を過ぎた大人が,しかも建築業の,または社会人のプロを目指すべき者が提出期限を守れないのは,あまりにも悲しい.また,一つの傾向がある.優秀作品を目指していた者が提出できない現象があった.それも最近多くなった傾向である. 夕方の会議でも話題になった.僕と同僚の非常勤講師の寺岡先生の共通見解は,期限を守れないことは「大きな罪」である.たぶん僕たちの業界だけのことではなく,期限を守れないのは,いくら本人が頑張ろうが,いいアイデアを持っていようが,「失格」なのである. そのことを,十分に,伝えていて提出できないのだから,一体どうしたらいいものだろうか?かなりのショックを受け,マイナス思考になりながら学校を後にする. ![]() (写真)宮城県・小牛田(こごた)の家 米村アーキテクツスタジオURL |
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久しぶりに,熱海の自然郷の家を訪れました.
びっくりした事は,桜の並木が満開だったことです.たぶん早咲きの河津桜と思いますが,雨の中の桜を楽しみました. 河津桜まつり情報 熱海と言えば「梅」が有名なのでしょうが,熱海と桜は僕にとって思い出ばかりです.一番最初に,自然郷の家の敷地を見に行ったのが約8年前の正月明け早々でした.その時も桜が一部咲いていて感動しました.その時から,2件目,3件目と縁が出来て熱海通いが始まりました. ![]() (写真)自然郷の家 建築家.米村和夫の建築 Site |
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最近は,発泡ウレタンによる断熱材の施工をよく取り入れています.
家の気密性を確保するには良い建材と思います.断熱性能を数値で表現をしますが,気密性は施工の仕方でなんとでも変わってしまいます.グラスウールなどはその典型的な例であり,適当に施工してしまうとグラスウールにスキマが空いてしまう.押し込んだりもするので理論上の数値がでない.将来的には水分を吸ったりして自重で下がってくることも良くある話.板状の断熱材もよく採用しますが,過去に板と板のスキマをどうするかで問題になったことがあった.どちらも施工精度が生命線なのです.良く世間では外断熱にすると「良い」.内断熱は「ダメ」という図式が語られていますが,それは外断熱仕様を売らんが為の「セールストーク」に過ぎません. (写真)今,三鷹で施工している住宅は,壁と屋根とも現場発泡ウレタンを採用しています.内断熱ですがかなりの性能が確保できる予定です.まるで宇宙人のような装備をした人が施工を担当します.コツは設備や電気の配線,配管を確実に施工する事.そうすることによって確実な気密性が確保できます.この気密性こそが,光熱費のランニングコストに大きく影響します.また気密性の欠けた弱点に結露が発生します.断熱材施工後の変更は極力やめるべきです.かつてある現場で,断熱材施工後に,変更をクライアントから求められました.私たちも施工サイドも「やめた方がいい」とアドバイスをしたのですが,結局「何故か?」を理解してもらえず「施主の要望を何故聞き入れてもらえない」という論点で気まずい雰囲気になってしまった記憶があります. 技術の視点があっての建築現場でもあります. ![]() 建築家.米村和夫の建築 Site |
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今日は終日事務所です.
大事な打ち合せが2件.その一つは,和光市K邸.工務店からの見積もりが上がってきつつあります.金額はある程度は想定していましたが,オーバーです.今回,雑誌よりフリーソフトを活用して建築概算見積もりをしてみました.しかしマニュアル道理いかないのが建築の難しい所です.全く想定していない(かけはなれた)金額の各工事が続出です.特に大工工事(木工事)は倍くらい違っていました. なぜか?と理由を考えたのですが,「“普通の家”じゃないから」なのです.もとのソフトを作成した人(建築士)は「普通」の家を前提に,仕様を上,中,下とグレードを別けたのでしょうが,それ以上(普通の家の上グレード)に手間がかかる工事だったのです. さてと気を取り直して見積書と格闘する日々になりそうです. ![]() (写真)三鷹の井口4丁目の家の断熱材施工(現場発泡ウレタン:日本パフテム)状況の写真.見事に服やら頭の毛にウレタンの気泡がいっぱい! 建築家.米村和夫の建築 Site |
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慌ただしく日々が過ぎます.
今週は,出張やらで南から北まで行きました.桜もみましたし,雪もみました. 学校(中央工学校)の課題も一週間後に提出となり,みんなラストスパートとなってきました.みんな次の日に提出予定の透視図(パース)で頭が一杯のようだ.本当は,コンセプトシートという設計課題の自分のコンセプトを表現する図面を作成して欲しいし,時間をかけて欲しいのだが....ある意味,その指導こそが僕たち講師の役割であり学生にとっての課題(作品)の生命線なのだが.....訴えかけても寝耳に水だった.指導日はあと1日のみ.一人でも多く気付いて欲しい.(みんな読んでくれ!) ![]() (写真)思い出の某空港前で桜と椰子の木がまぶしかった. 建築家.米村和夫の建築 Site |
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中央工学校に出講.教室に行くと,欠席が目立ちます.
どうやら”風邪”らしいのです.暖冬で例年よりは遅れているそうですがインフルエンザの季節に突入したようです.学校にでているとこのようは流れは,とてもよくわかります. 問題は,提出にむけて,いよいよ!という時に寝込むので作業が遅れてダメージをうけることです.教員の立場として,「体調管理も自己管理の大事な事」なんて言いますが,自分だっていつ風邪をひくかはわからないものです. ![]() (写真)三鷹の家の現場状況 建築家.米村和夫の建築 Site |
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最近ハマっているプレゼンテーションの表現方法の一つですが,空間に人が集まってきて賑わい,楽しく会話がはずむ雰囲気を表現したいと思い非常〜に地味な作業をひたすらやっています.人間の添景などは無料で配布されているものをベースにしながら分解して色を加えて行きます.出来てしまえばあたり前のことですが,見えない膨大な時間があるのです.
![]() (写真)某コンペ案:作成中 建築家.米村和夫の建築 Site |
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ギリシャのミコノス島に滞在したのは1990年の11月.もう16年も前の話しかと思うと愕然とするものがあります.写真もかなり色彩の劣化が見られます.
ミコノス島の建築物は,サントリーニ島と比較した場合,とても有機的な暖かみのある建築です.サントリーニ島は昔地震で壊滅的な被害をうけた事から鉄筋コンクリート製でシャープさのあるフォルムを感じさせてくれます.強い太陽の日差しを受けて,真っ白い建物の外壁の光りと影になった部分のコントラストが強烈です.ミコノス島はシャープさがなく,手作り感覚の建築物ばかり,外壁の仕上げもざらざら,ガタガタです.角もエッジを効かせないで丸みをもっているのが優しく感じさせるコツのようです.同じギリシャの島で遠目から見ると白い建築群でも近くで見ると全く違う建築から構成されているのが島巡りの発見の面白さでした. 建築家ル・コルビジェの建築のヒントはミコノス島にあると聞いていましたが,「なるほど!」と感じさせるパーツがいろいろと見つけることができるのも発見でした. ![]() (写真)ミコノス島の集落 建築家.米村和夫の建築 Site |
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