ブログランキング・にほんブログ村へ 建築家のひとりごと 20070112
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「建築人生の刻み方」...... 
「日経アーキテクチャー」最新号を読んでいます.タイトルは「建築人生の刻み方ーーー自分を信じて切り開く」
 今の僕にはとても心に響くフレーズです.建築家になりたい!と高校時代より夢を描きそれ以来ひたすら夢を追い求めて来た様に思います.なんとか事務所をスタートし,17年になりますが...長いようですがあっという間のようにも思いますが,常に「壁」はあります.考えれば考える程,時間が経てば経つ程に「壁」は高くなって行く様に感じています.

 この建築(設計)業界は,なんらかんら言っても学閥はしっかりあるし,一部のエリートがレールに乗っていることも事実.そんな中で一体は僕はどうしたらいいだろう?!そんな悩みを感じています.学閥に守られたエリートじゃない以上,何かをしていかないと行けない....

そんな事を思っていた時の,この最新号でした.4人の建築家が取り上げられているのですが,隈研吾氏は,まさしく超エリートであり別格だ.「昔は辛かった...」なんて言っても白けるし誰もそう読み取らないだろう.正直,企画の趣旨とは違うと思う.他の3人青木茂氏,山下保博氏,大橋秀三氏の記事はとても面白く,見栄をはらず裸のままさらけ出している所がとても共鳴できて嬉しかった.今やアトリエ・天工人(てくと)と言えば誰もが認める地位にいる山下氏でさえ,施工図を描いたり,建て売りの代願をやって苦しい時期をしのいだという.(僕といっしょじゃないか!なんて思ったり).

建築雑誌(特に新建築系)は,エリートのみを扱う雑誌になってしまっているが,今回の日経アーキテクチャーのような路線こそ大事なことではないか?挫折を知っている建築家の方が人間味あふれる魅力ある空間がつくれるはずなのでは?と言いたい.(でも人間味あふれる空間が建築家としての評価の対象にならないのが建築界でもあるのですが!)建築は,机の上で創るものではない.人間的な泥臭さと,会話との中で提案やデザインが生まれてくるもの!っと改めて感じた.



(写真)日経アーキテクチャー

建築家.米村和夫の建築 Site

テーマ:建築デザイン - ジャンル:学問・文化・芸術

【2007/01/12 Fri 01:25 】 | 日々のこと | comment(0) | trackback(0) |
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