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事件以来,1級建築士の資格のあり方が議題になり続けている.僕たちの事務所も多かれ少なかれいろいろな体験などをしましたが,資格の云々をいじったりしたとしても抜本的な事は変わらないのではないか?と言いたい.1級建築士試験をもう一度やった所で,講習会を受けるだので何らかんら合格してしまうのである.結局建築業の修羅場を役所が食い物にして,公益法人をつくって仕切るのが関の山なのです.
しかし,「建築家」という職能の社会的地位を確率する運動は絶対に必要である.設計者が工務店の言いなりになったり,下請け業務をもらっているかぎり第二の姉歯は必ずでてくる.設計者の資格云々ではない. と同時に建築主の意識にも問いかけたい.多かれ少なかれ「違法」を依頼されたことは何度もある.(たぶん正義感ぶっている建築家だって必ず身に覚えがあるはずだ.実は建築家がつくった住宅の多く(ほとんどという噂もある)は完了検査を受けていないことも事実なのである.完了検査を受けないとは何らかの理由があるからなのだ). 資格云々を議論するより,着工した住宅は,100%全て完了検査を受けて,1年後も再審査をするような法律(義務)をつくればかなりの問題が解決されるのではないか?!と提案したい.それが最も税金をかけないで社会を良くする方法なのだ. もう「隣の家もまわりもみんなやっているので我が家もそうしたい」という考えは卒業しないといけない時期に来ているように思う.どうしても”自分の家はやりたい!”のなら,「100%責任を負う覚悟」が必要である. ![]() 「建築知識10月号」で黒川紀章氏の名言を紹介! 「いくら教育しても建築家を育てることはできません。自分で勉強する以外にないのです」。 「生まれつきの才能、努力、チャンス、それらが重なって初めて建築家は生まれるのです」。 建築家.米村和夫の建築 Site |
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