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「環境」といいつつもサイクルが早いサンゲツの環境壁紙 
室内の壁をどう仕上げるか?ローコストに徹する場合はどうしてもクロスになってくる.でもビニールクロスは「いや」なのでなんとかならないものかといつも悩む.せっかくつくった室内をビニールでコーティングしてしまうなんて....いきつく建材はオガファーザーである.これはビニールではない「紙」なのです.紙と木のチップがまざったエコロジーな建材です.しかしオガファーザーが採用されないケースもある.紙である故に,子供が汚したらどうなるのか?という事になります.
今の現場では,サンゲツの”環境壁紙”と言う非塩ビ系のクロスを採用してみました.2003~2006年版というカタログから選んでみたのですが,実際発注してみると「廃番=もう製産されていない!」とのこと.おかしい今は2006年なのに!
結論は,そのカタログは2006年6月までが対応していて,今は新しいカタログに移行しているとの事.環境をうたい文句にするならば,そんな短期で廃番にするのはいかがなものだろうか?安易に商品の種類を増やし2~3年で廃番にして新しい商品を開発するのはサイクルが早すぎるし,はやりすたりで建築物をつくったりインテリアを決めるのは閉口する.
10年,20年変わらず使える不動の建材をつくることこそが環境対応であり,そしてコストダウンの方法なのではないだろうか?



(写真)環境と歌いつつもサイクルが早いサンゲツの環境壁紙

建築家.米村和夫の建築 Site
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テーマ:建築デザイン - ジャンル:学問・文化・芸術

【2006/09/23 Sat 03:17 】 | 日々のこと | comment(0) | trackback(0) |
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