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予算の話で悩む事は,設計者の宿命なのかもしれません.どのプロジェクトでもかなりオーバーします.と書くと読まれる方は“なんて言う設計者!”などと思うかもしれませんが,そういう意味では決してないのですが(後述),
最近になって,「何か違うな?」と思う事があります.良〜く考えると,建築主は,設計者と施工者の区別がつかなくなっているのではないか?と思う事があります. 僕たちは,推定の工事費を最初に提示して,お客さんの考えている資金計画とのギャップを調整して設計していく方法をとるのですが,打ち合せを重ねて行くうちにコストはアップしていくのですが,予算的にそこまではできないだろうと予想できても,お施主さんは「やりたい」と主張.そういう項目がどんどん増えて行き,時にはメールやファックスでいろいろスケッチが流れて来たりして,そこに設計者のこだわりも加わって予算オーバーになっていくのです.しかしそこまでは,私たちも動じません.設計者は建築主の要望をできるだけ現実化するのが仕事です.問題はそこからのコミュニケーションなのです. 例えば300万円分を削除しないといけないので,300万相当の削除リストをつくります.それが納得していただけないことがあります.そうなると僕たちには”どうすることもできないのです.仕様は変えない,でも予算はそのまま....「それで何とか...」というのは不可能な話.間違いなく工務店さんは閉口します,(見積もりをするのは工務店です)着工できなくなります.そんな体験がむかしあったのを思い出しています. ![]() (写真)お盆休み前最後の現場.道のない家のK邸 米村アーキテクツスタジオURL http://www.yonemura.co.jp/archi/ |
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