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チチカカ湖を旅した時の思い出
チチカカ湖は,南米のボリビアとペルーにまたがる大きな湖である.世界最高地にある淡水湖(標高約3800m)でもある.のどやかな湖畔で数日リラックスしようと思っていたのですが,実際は寒くて,天候も曇りがちで,やることが何もない状態に陥ってしまった.僕が訪れたのはコパカバーナという小さな街.田舎で,ホテルに居ても狭くて暗いだけで面白くないし,外に出ても農村風景があるだけという環境だった.もちろん慢性的な酸欠状態である.でもチチカカ湖で養殖されているというマスは絶品です.どの店に入っても安く美味しく食べることができるしこのエリアの人は英語はほぼ無理だがスペイン語の上達には欠かせない先生になってくれる.なにしろみんな暇だし,話し相手に打って付けの日本人(彼等は同じモンゴロイド系の日本人を好意をもって迎えてくれる). ここで,何か建築的な事をコメントしようと思った時,頭に浮かんだのは,ホテルに「HOT SHOWER」と大きく表示されていることが多い.僕たちはシャワーは温水と決めてかかってしまいますが国が変われば,温水は貴重品であることを再認識する.僕が泊まったホテル(と言っても1泊400円くらい)もご多分にもれず「HOT SHOWER」の売り文句だった.実際はどうかというと,ただの水道管の先端に電熱線で巻いた発熱体がシャワーヘッドの直前に取り付けられているだけのもの.このシャワーを有効に使うには,ギリギリの少量の水を流すと温水になるが,快適さを求めて蛇口をひねるととたんに冷水シャワーになってしまうのである.こんな水量に必死になって調整格闘しながらシャワーを浴びた事も今ではいい思い出である. ![]() 写真;チチカカ湖の湖畔の街「コパカバーナ」 建築家.米村和夫の建築 Site |
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