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家づくりのプロセスには多くのストレスやら難問が宿命のようにやってくる.その一つ一つを解決していかないといけない.これらの問題にノイローゼになっていくクライアントもいる.しかし家をつくってノイローゼになっていては本末転倒!僕らは「家づくりを一緒に楽しみましょう!」と言い続けている.
一つの例を紹介したい.近隣からのクレームです.ある住宅では北側に住む人から,「窓をふさいで欲しい.自分たちの生活を除かれるのは我慢できない.対応してくれないなら訴える」との要求がきた.訴えると言われればただ事ではない.すぐに僕らの顧問であり友人の湊弁護士に相談するが,窓を付けることは,法的に何も問題はなく「何を訴えるつもりなのだろう?」という見解.法律的には対応できることはわかっても,ここからが日本的な解決方法になる....喧嘩して,場合によっては裁判で争ってもいいが,これから数十年つきあっていく隣同士.丸く収めようという「方針」から,クレームの相手と話し合いの場をもった.結局窓に目隠しをすることで合意.念書も交わした.たとえ相手の人間性や論理が尋常でないとしても「隣近所との和」を優先し,事実上の採光を放棄し目隠しパネルの施行代金を負担することになった.....家づくりを考えている人にとっては「明日は我が身」の話です. ![]() 写真は取り付いた目隠しパネル.木を横格子に使い通風は確保した. 建築家.米村和夫の建築 Site |
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