10年ぐらい前の話,独身時代の話ですが,バリ島に行ったことがあります.当時はアッチコッチとリュックを担いでのバックパッカーでしたので,バリの海沿いの観光地化されたエリアは興味なく,山の中のウブドという村を拠点に毎日を堪能することが多かったのですが,ガイドブックを読むと,かなり面白い島があるらしいとの事で早速行ってみることに.....バリの隣の島の名はロンボック島といいます.ロンボック海峡をフェリーで揺られ4時間!地図で見るとすぐ近くなのですが...,水平線に目的地が見えているのに遠く感じた.日本の中古フェリーの中は揺れて船酔いの人たちで生地獄のような世界だった.海峡には深い海溝が走り,波も荒くバリアとなっている.動植物の分布もバリまではアジア系,ロンボックからはオーストラリア系になるという.人種も宗教も当然変わる.当然建築物のスタイルなども変わってきてとても興味深い変化を感じることができます.
ロンボックは一部に高級リゾートがあるもののほとんどの場所が素朴な環境をそのままにした安宿ばかり,しかもビーチはバリでは見られない白浜での海水浴,(バリのビーチはほとんどが黒砂なのです!)もちろん格段に海がきれいなのです.今回の目的はさらに小舟に乗ってギリと言われる3つの小島に渡り新年を迎えることだった.小島を散歩するとほぼ1時間くらいで1周できます.「平和」ということばがぴったりあてはまる場所です.海は絵に描いたようなきれいなマリンブルー.真っ白な砂浜.素潜りで最高の珊瑚礁と熱帯魚と遊べるのだ.やっかいな物売りもいない.島の人も皆いい人達ばかり.そんな場所だから,知る人ぞ知るバックパッカーのたまり場となっているのです.皆フレンドリーだ.中心となる集落に,バンガローの宿がいくつかある.独立したスタイルのものから,長屋スタイルのものもある.1泊300円くらい.どこもレストランを併設していて夜は食事をしながら映画を観るのが,このギリ(小島)でのスタイル.驚いたのはこんな離れたギリでも日本人が経営しているバンガローがあることだ.ちょっとうらやましかった.僕の教え子が宿泊してお世話になったそうでとても「いい宿」と言っていた.
写真は,3つあるギリの中でもギリ・メノという島のバンガロー.もちろんこんな小島なので,ナチュラルライフは堪能できることは保証付き.ある意味散歩と泳ぐ以外にすることがない!まさしくスローライフ! 不便があることもお忘れ無く.あくまでもアウトドア生活に近い.電気がないのでランプ生活になる.ランプで一人でいても暗くてつまらないので結局レストランで毎日映画三昧になる.バンガローの中は「やもり」がいて蚊を食べてくれる.(もっぱら蚊帳はどこの宿にも付いていますが,穴が空いていて苦戦します)
今の生活を振り返ると.自然と一体感のある生活はいいもだなあと思うことがあります.??
