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外断熱は本当に地球とサイフにやさしいのだろうか? 
 和光市のK邸は断熱材の施工が始まりました.

 私たちの事務所では,現場発泡のウレタンを良く採用していますが,K邸は壁は,外貼断熱を採用,屋根は現場発泡ウレタン(内断熱)という2種類の断熱材を採用しています.

 今日だったか?読売新聞の朝刊にも外断熱は環境に優しいと言う記事が出ていました.(下記参照)
読売新聞「地球とサイフにやさしい外断熱」

私たちの事務所では,外断熱(正式には外貼断熱)も内断熱も共に設計しています.
どこかの書籍やメーカーではありませんが,「内断熱はダメ」とか「内断熱だと家が
ダメになる」なんて言う事はしていません!

何故かと言いますと,技術的な裏付けと施工があればある程度クリアできると確信
しています.はなまるマーケットに出た,「朝霞台の崖の家」でも「結露はしない」
との報告をいただいています.壁,屋根とも現場発泡の内断熱です.断熱材の選択
は,予算とのバランスやクライアントのこだわり度,生活スタイル,意匠性から判
断しています.

断熱方法の大きな問題点は,商業ベースにのった,書籍やメーカー住宅の宣伝がある
からです.従来の安易なグラスウールの施工(あえて言えば綿系)よりは外貼断熱の
方が良いと思います.しかし外貼りする断熱材を「何」にするかが大事なポイントで
す.断熱性能の低い断熱材を貼るのならそんなに大きな効果があるとは思えません.
さらには,ボード(断熱材)とボードの隙間があった場合も気密性が落ちるので良い
とは思えません.施工する大工さんによっては初めて体験するケースも多く手慣れない
施工が多いことも事実です.

外断熱が「夢の工法」であるとか「暖房コストが格段に安くなる」.「内断熱は家を
ダメにする」などと言う発言は間違っている事をこの場を借りて訴えたいです.



(写真)和光市K邸

建築家.米村和夫の建築 Site

「はなまるマーケット:藤吉ホームズ(金曜日)」
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テーマ:建築デザイン - ジャンル:学問・文化・芸術

【2007/06/14 Thu 00:42 】 | 提言? | comment(0) | trackback(0) |
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