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学校では幼稚園の課題に入っています.
今日は急遽(?)テーマの発表会を行いました. “たかが発表されど発表”前回の高齢者施設の課題と比べて発表することがサマになりつつあります.なかなか良い発表でした. 8つの班によるグループ課題ですが, 8班:「道」をテーマとし「秘密基地」のような楽しくワクワクするような空間をつくろうという構想です.→どちらかと言うと2つのテーマを追わないで1つに絞ったほうが明快になるかもしれません. 7班:「大人になっても心の中に残る(忘れない空間のある)幼稚園でありたい(=洞窟のような空間!?)」という構想.→今後具体的にどう展開していくか次第です.構想は良いと思います. 6班:「想像力をかき立てるようにしたい.」そのために積み木をモチーフとして空間を構成していくという構想.→まだエスキースがないのでなんともコメントできないが良くなる可能性があります. 5班:元あった幼稚園が樹木と共生している環境にありその良い環境を生かした幼稚園としたいという構想.→現状の考察に視点を置いたことは他の班になく特筆すべきこと.“どこまで木と共生,共存できるか”の具体的な提案次第と思います. 4班:学年があがって行く毎に自分の成長を認識できるような空間を提案.→漠然としすぎているように思える.遊びを通して,食事を通してなど具体的に絞るといいのではないかと思います. 3班:幼稚園児にとって必要なのは「でこぼこ道」「砂利道」と設定し具体化しようとする構想.→他の案もみな共通していることですが「ふじようちえん」の影響で屋根上空間を使う傾向がやたらとある.悪く言えば2番だしであり,ネタが解りすぎていてクリエーターとしての資質も問われる所です.屋根の下の教室の魅力は,はたしてどうなんだろうかと少々心配しています. 2班:遊ぶ空間を追求し,そのために「階段」の空間をテーマにして全体を計画しようという構想.→階段をテーマにした建築は,至近距離に中央工学校のSTEPがあり,それ以上の魅力ある空間ができるとは思えないのが厳しいところか. 1班:地域特性から「坂道のある風景」が多い王子なので,子供たちが転げ回って遊べれる様な土手をつくろうという構想.→良いが前述したように,屋根が土手にしたところで,その下の教室はどこまで魅力的になるのか?その展開力が問われる所です. みな,同じように「坂道」「階段」と言う所に独創性がない.屋根の上を坂にする.土手にする.階段にしたところで,一番園児が居る場所である教室はどうなのか?自分たちが幼稚園時代にどんな遊びをしたのか,どんな記憶があるのか?どうしたらワクワクした楽しい空間が出来るのか?などの「詰め」を是非して欲しいと思います. ![]() (写真)高島君は今日もマイペース ![]() (写真)関根君は発表疲れで....(合成加工写真らしいです) 建築家.米村和夫の建築 Site |
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(あの)高島君に「飯塚君の名前が飯島君になっています!」と指摘を受けました.その後も何人かに指摘を受けました.反省.
知らない間に,僕のブログの存在がクラスに浸透してきているようです. これから,作品の修正に入るのですが,やはり...僕の引っかかるのは,課題が「高齢者施設」ということです."コンセプトの詰めがない見た目が良い作品程突っ込みやすいものはありません”表現力と中身の両立を目指して行きたいと思います.(特に早川君) ![]() (写真)関根君の作品 ![]() (写真)久保田君の作品 ![]() (写真)平井君の作品 ![]() (写真)早川君の作品 建築家.米村和夫の建築 Site |
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今日は,課題の提出日でした.
みんなそれなりの力作で安心しました.プレゼンテーション能力は昨年と比較しても“いいかもしれない”と思いつつ,コンセプト力にはまだまだ“発展途上”です.皆パソコンワークに走りすぎている傾向が強いです.センスの良い者はそこそこにかっこ良く!体裁よくまとめることができます.しかしセンスのない者との格差は開くばかり.パソコンと言う道具が一般化されて表現力は無限の可能性を秘めています.しかし大事な事は見た目がいいから良い作品,良い建築である事とは全く違います.審査する側も“めきき”が大切です.一番大切な事,設計者は社会に対して役に立てれるか?何を提案することができるか?新しい概念や空間を提案できるか?を忘れているのではないかと....心配しています. 以下,目に止まった秀作5点(目にとまっただけで優秀作品と言う意味ではありません) ![]() (写真)飯塚君(ごめん)の作品 ![]() (写真)小田君の作品 ![]() (写真)出久根君の作品 ![]() (写真)鈴木君の作品 ![]() (写真)籠利君の作品 建築家.米村和夫の建築 Site |
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学校ではいよいよ提出日が3日後にせまっています.
皆緊迫感?が漂いますが,何故か漂わない学生もいます.(特にTa君!).この何事にも動じない精神力こと僕が学生から見習いたい「技」でありますが.... ![]() (写真)a-m-house project 建築家.米村和夫の建築 Site |
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提出日がせまり学校では(さすがに!)みんな黙々と作業をするようになってきましたが,来週の千葉県の千倉での研修の話で盛り上がっています.
バーベキューを企画しているのですが,学校の研修施設なのでもちろん禁酒です.「ビールを飲まないバーベキューなんて...」そんな話です. ![]() (写真)雨で湿度の高い教室ですが....佐久間君に鈴木君はいつも一緒に ![]() (写真)映画館でバイトをしている高島君は.....まだまだエスキース中 建築家.米村和夫の建築 Site |
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クラスの学生の何人かはこのブログの存在を意識しはじめたようで....(遅い!)学生へのメッセージを書きます.(担当している講師の名前くらい検索したりすると思うのですが.....(やっと?)もう少し秘密にしながらどのくらいの反応があるのか実験しようかと思っていますが)
克服しないといけない“2つの壁” 1つは,自己管理能力です.提出までのスケジュールが組み立てられない学生が多いことに少々嘆いています.たぶんいつまでもエスキースをするようで心配です.学生感覚で”1日あれば”なんとかなるという意識もあるのでしょうが,“やっつけ”で描いた稚拙な図面ほど幻滅するものはありません.「ただ(とりあえず)提出する」のが目的ではありません.いい作品,魅力的な作品をつくるのが目的です.より魅力的にするにはプレゼンテーションにも時間をかけないといけません. この学年は昨年度の提出で多くの学生が間に合わなくなり大きな問題になったはずで,過去の経験を繰り返さないで欲しい....と心より願って.... 2つ目は,自己表現能力です.「図面は作品であり自己表現ツール」です.今まで習ってきた概念では,平面図,断面図,立面図,主旨..などをスペースに貼付ければよかったのでしょうが,この概念からも抜け出さないといけません.まず「自分の一番言いたい事はなにか(いわゆるコンセプト)」を明確にし,「そのためにはどう表現するか?」をイメージしないといけません.図面表現の能力は試行錯誤してできていくもの.時間が必要です.図面は自分自身の分身です.やっつけ仕事で,ミスだらけの図面で他人に見せる意識があるのであれば設計者として失格です. 是非このようなことを意識して残りの約2週間をまとめてください. ![]() ![]() (写真)教室で(出久根君) 建築家.米村和夫の建築 Site |
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T君の発表を聞きながらメモをしつつ...
文庫本のみの図書館を提案しています.しかも“しゃべれる図書館”である. そこで,文庫本のみに限定する必要性があるのだろうか?と思った.文庫本に限定しなくてもジャンルを限定した方が利用者と空間の個性が出せれるのに....(残念!) しゃべれる図書館は,最近いくつかあり特に目新しい提案ではない.しかし仕切りがない空間で,静かに読みたい人としゃべりたい人が共存するのは無理である....(残念!) 展開力に期待しつつ,まだまだだなあと.... ![]() (写真)m-office&house project 建築家.米村和夫の建築 Site |
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今日は学校で課題の中間発表会がありました.
全員の話を聞いてコメントするのは,結構な精神的な負担です.学生によって質問や意見も使い分けないといけない...そんな気を使いながらの一日.終わるとぐったりです. 設計の中間発表ですが,主なポイントは, 「どうテーマ設定したか?」 「敷地をどこを選定したのか(理由)」 「自分がやりたいことは何か?それをうまく伝えれれたか?」 ではないかと思います.それをクリアできた学生は残念ながらいない.... ![]() (写真)m-office&house project 建築家.米村和夫の建築 Site |
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設計者にとって必要な能力がさらにありました.
担任の先生が授業の最後に締めのお言葉, 「中間提出まであと3日.寝ないでやれば出来るから頑張れ!設計者にとって必要な能力は何か?」 学生「睡眠を必要としない体質です」 ![]() (写真)教室で(頑張れ,富澤,関根君) 建築家.米村和夫の建築 Site |
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設計者にとって必要な能力は何か?
とても難しくでも基本的な話です.最近学校で私自身も他の講師の先生からも良く聞く話は「提出日に提出しないし,その事の重要さが理解できない」事です. 設計者だけの話でなく,仕事であるならば提出を守るのは基本中の基本なのですが,仕事ではなく学生である彼らにとって提出の重さは限りなく軽いようで....とても残念な傾向です. そんな事で,今やっている課題の中間提出を木曜日に設定しています.本来は必要のない提出だと思いつつも,一度ここで「仕切り」を入れないと際限なく考えてしまいそうです. でも教室からは「テーマが決まらない」「敷地を変えようと思っている」「どうしたらいいかわからない」「何を提出したらいいのかわからない」...いろいろなつぶやきが聞こえてきます.「自分で考える事」の難しさに学生は直面しています. 「設計者にとって必要な能力は」 僕は,提出日に自己ベストの作品を提出できるように自分をコントロールする能力ではないでしょうか? と思います. ![]() (写真)学校の教室で 建築家.米村和夫の建築 Site |
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私:「たぶん,巣鴨の雑踏の中でただ茶室を計画しても,計画に限界があると思うので,何か別の施設と茶室という組み合わせを考えてお互いの相乗効果を考えてみたらどう?」
学:「例えば何ですか?」 私:「それを考えるのが授業じゃないの?僕が答えていたら意味ないじゃないの?」 私:「例えば...レストランや映画館や図書館などとの組合せ,またはゲームセンターなんかの組合せも面白いんじゃない?」 学:「なるほど...」 私:「実際に出来るとかあり得ないではなくて,発想のきっかけが大事なのでまず思いつく事を書き出していったら?」 そこで別の学生登場 別学:「茶室だけで考えたらダメなんですか?」 私:「別にダメじゃないけど,まず課題としてどう展開できるかが大事であり,ただ茶室をつくっても意味はないし,人が魅力を感じて集まってくるとは思えないよ.どういうコンセプトの茶室をつくるかではなないの?あと図面として,課題としてそのテーマや魅力を紙の上に表現できるかも大事」 そこでいくつかのやり取り(会話)が行われるのですが,ポイントは学生が僕がいう「二ひねり半」の思考の事を「=奇抜な発想」と短絡的に思い込んでいることに問題があります.奇抜さを狙っているのではなく,考えて考えてさらに仕上げにひねる事が大事なのであって,練って練って練りまくる事であり奇抜さとは意味が違います.が....学生には僕の言う創造的な事とは奇抜な事と解釈されているようです. やはり,悩みます. ![]() (写真)Dog cafe 2nd 建築家.米村和夫の建築 Site |
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課題を考えるときに,「“二ひねり半”すること」という話をしました.
誰でも,考える事はしますが(当然ですが..)「どこまで考えたらいいのだろうか?」 という学生からの質問に対してです. どこまで深く考えられるか?これはある意味でその人の能力でもあり,テクニックでもあり集中力や独創性にもより,本人曰く「凄く考えました」と言っても指導側からみると「全然考えてないじゃない」という会話は日常茶判事なのですが....そのレベルはともかくとして, 「徹底的に考えて考えて考え抜きましたー!」と言うレベルは,"一ひねり”考えたレベルであり人並みの努力と言えます. 「さらに,一度壊して,考えて考えて考え直してきましたー!」と言うレベルは,"二ひねり”考えたレベルで視点やアイデアによっては結構いい案(秀作)レベルになるのだそうです.しかし創作者はここで満足してはいけないのだそうで,そこからさらに考えれる(=展開する)かが大事なことでありその姿勢が大切である.と恩師から学びました.コンペで入選するか落選するかのラインは最後の「半」にあるとの事です. 自分自身にも言い聞かせていますが,学生にも伝えたい創作の姿勢です. では,ある学生との会話 学:「先生,巣鴨は高齢者が多くいます.そこに茶室を考えたいと思います」 私:「なんで茶室が必要なの?」 学:「巣鴨は休憩する場所が少ないですし,そこで会話を楽しんだり,仲間をつくったりする場もいると思います」 私:「そうとして,どういうテーマで茶室をつくるの?」 学:「.......」 私:「茶室と言えば,国宝級の茶室もあれば,創作的な空間の茶室もあるけど,大事なのは,コンセプトではないの?ただ(巣鴨の地蔵道りに)茶室をつくった所で誰も利用しないと思うけど」 学:「.......」 私:「ただ休憩したりお茶飲むんだったら,普通に集会所や公民館をつくった方がいいんじゃないの?」 FIN(お.わ.り) 課題が出て1ヶ月.僕もかなり頭を抱えています. ![]() (写真)Dog cafe 計画 建築家.米村和夫の建築 Site |
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今日も学校で課題の指導をしています.
「自分で考える」...このとても単純なこと,しかしとても難しいことに今,学生は取り組んでいます.“与えられた事のみをやる”思考スタイルに慣れきっている学生にとって,共通の課題(「高齢者施設」)こそ与えられるものの,敷地を自分で選ぶこと,そしてテーマ設定とコンセプトを自分で導き出すことは至難の業なのです.今年は特に難産のようで指導する側も戸惑っています. では,とても難しいことをやっているのか?というとそうではありません.もう何年も前からこのスタイルでやっています.指導スタイルも変えていません. と言う事は,「原因」をこの時期に解決して行かないととても困った事に..... ![]() (写真)教室で 建築家.米村和夫の建築 Site |
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今日も学校です.
いろいろと,面談などをしたりしながら進めているのですがこんな会話がありました. (教員)「なんで建築を志そうと思ったの?」 (学生)「建築以外興味を持つものがなかったからです」 (教員)「なんで,設計専攻コースを選択したの?」 (学生)「設計にしか興味なかったからです」 (教員)「で,将来(就職)はどうしようと思ってるの?」 (学生)「わかりません」 (教員)「.....」 ![]() (写真)ko-Ya邸計画 建築家.米村和夫の建築 Site |
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